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10/18更新

理学療法士、看護士など資格保有者で介護の仕事を目指す方
理学療法士や作業療法士、看護師などの医療関係の仕事をしている人のなかには、介護関連の仕事をしてみたいと思っている方もいるでしょう。もし介護の仕事をしていきたいのであれば、関連する資格を取得しておくと採用される可能性もアップします。機能訓練指導員とは、介護施設や病院などで文字通り機能訓練に関する指導を専門的に行うスタッフのことです。高齢者のなかには機能の維持や回復の為の訓練が必要な人も多いです。その訓練を行うにあたって必要なスタッフになります。今後ますますそのニーズは高まってくると考えられるため、機能訓練に関する知識を身に着けておくことはおすすめです。
機能訓練指導員ですでに介護の仕事をしてる方
機能訓練指導員のニーズですが、医療施設だけでなく介護施設でもその需要は高まっています。介護施設は特に入所者の数も増えています。高齢化が進むことで、機能訓練を必要とする人の数も増えることが予想されるため、機能訓練指導員の職歴を持っている人は重宝する人材として需要も高まるでしょう。実際介護施設のなかには、機能訓練特化型デイサービスと呼ばれるリハビリや介護予防に特化した施設なども出てきています。このような施設では、機能訓練について高い専門的な知識やスキルを持っている機能訓練指導員の人が求められます。もし現在の職場で何らかの不満を持っているのであれば、転職活動をしてみるのも有力な選択肢の一つになるでしょう。

機能訓練指導員の仕事内容

機能訓練指導員の仕事内容をチェック

機能訓練指導員とは?

機能訓練指導員は、高齢者を対象にしたリハビリ訓練をいろいろな施設で実施しています。この機能訓練に関して専門的に業務を担当する人のことを機能訓練指導員といいます。運動機能の回復やレクリエーションの実施など利用者に合った機能訓練計画書を作成するなどの業務を具体的に担当します。機能訓練指導員といわれると、そのような資格が仕事をするために必要なのでは、と思う人もいるでしょう。しかし機能訓練指導員という資格はありません。医療や介護施設では、その規模に応じて機能訓練指導員を配置する必要があります。そのため機能訓練指導員とは資格というよりも、医療・介護の世界で働く職種の一つといった理解をするとよいでしょう。

機能回復訓練
機能訓練指導員は文字通り機能回復に関する指導を行っていきます。人によって必要とされる機能回復のプログラムは違ってきます。例えば自力で歩行するのが困難であれば歩行訓練を実施します。また長年の入院などで筋力がダウンしているのであれば、筋力トレーニングを実施します。また筋肉がこわばっているのであれば、マッサージをすることで可動域を広げる必要があります。このようにそれぞれに適した機能回復訓練のサポートや指導を行います。
身体機能評価
機能訓練指導員の仕事の一つに、身体機能評価があります。高齢者を対象にして、体の各機能をチェックしていくものです。身体機能評価ですが一定の基準がありますので、そのなかで判断していきます。身体機能評価を行うことによって、どの部分の機能回復をすればよいのか、現状維持で十分なのか判断をしていきます。身体機能評価の結果が、その人の機能回復プログラム策定の土台になります。身体機能評価がきちんと行われるかどうかで、機能訓練が適切なものになるかどうかポイントになるのです。
機能訓練計画書の作成
機能回復訓練はやみくもに行うものではありません。機能訓練計画書というものを最初に作成して、それに基づきリハビリを行っていきます。この機能訓練計画書を作成するのが機能訓練指導員です。身体機能評価の結果などをベースにして、それぞれの利用者にマッチした機能訓練計画書を作成していきます。機能訓練計画書ですが、一度作成すれば終わりというものではありません。プログラムの進捗状況を見て、必要に応じて変更することもあります。
チームマネジメント
機能訓練指導員は、機能回復におけるまとめ役のような存在です。機能訓練計画書の作成が業務に含まれる事は先に紹介しましたが、機能回復訓練が計画書通りに行われているかどうか監督する業務もあります。機能訓練ですが、利用者の自立を目的として実施しています。そこで同僚の介護スタッフに対して、自立支援に基づき介助の提案や指導を行うこともあります。利用者だけでなく、同じ現場で仕事をするスタッフにも目を向けることが機能訓練指導員には求められます。

施設ごとの業務やメリット等を比較

訪問型リハビリ事業所

施設・業務内訳

利用者のなかには自宅療養をしている人もいます。自宅療養をしている人のなかには、リハビリなどの訓練が必要でこのプログラムも自宅で行っているケースもあります。そのため、機能訓練指導員のなかには、訪問介護ステーションなどの事業所に所属して仕事をしている人もみられます。看護師のなかにも機能訓練指導員として仕事をしている場合もあります。この場合、訪問看護ステーションに就職して、利用者にリハビリなどの指導を行っていきます。自宅療養している人のなかには、家族と同居している場合もあります。そこで家族と連携しながら、機能回復や維持のための訓練を行っていくこともあります。また家族から普段の介助などの相談を受けることもあるので専門家の観点からアドバイスを行うこともあります。

特徴・業務内容

訪問型のサービスで勤務している機能訓練指導員は、それぞれ自宅療養している利用者の自宅を回ってリハビリなどを行っていきます。1日数軒を回っていくことになりますので、スケジューリング能力が求められるでしょう。移動している間に次に訪問する人はどのようなプログラムを行うのか、予習をしておくと早く仕事に取り掛かれるはずです。他の施設とは違って、1人1人に向き合う形でリハビリなどを行っていきます。このような丁寧な指導を希望する人にとっては、理想的な職場かもしれません。訪問型の場合、機能訓練指導員の仕事だけを純粋には行えないかもしれません。1人で仕事をすることも多いので、身の回りのお世話や必要な介助なども担当することになるでしょう。

メリット

訪問介護の場合、機能訓練指導員が基本一人で利用者の担当をすることが多いです。そのため、他のスタッフに気を遣いながら仕事をする必要がありません。自分のペースで仕事をしていけるので、一人が気楽という人にはメリットのある職場といえます。利用者のなかには家族と同居している人も少なくありません。家族と仕事を通じて打ち解けることができれば、世間話をしながら仕事を進めることもでき、精神的にゆとりを持って作業を行えるでしょう。訪問系の求人のなかには、パートタイマーの募集なども見受けられます。機能訓練指導員になりたいけれども、育児や家事などほかにもやらないといけないことがあるという人も多いでしょう。そのような人でもパートであれば、両立もできるはずです。

デメリット

訪問介護を担当する人のなかには、高齢者で病状が深刻というケースもあるかもしれません。機能訓練指導員が仕事をしているときに利用者の具合が悪くなることもあり得ます。そうなった場合自宅ですから、その場で対処するにしても限界があります。そのため、もしもの場合には速やかに救急機関に搬送する方法などといったことに対応できる能力が必要です。また、家族と同居している利用者のなかには、家族との折り合いの悪いケースもあるかもしれません。そのような場合には家族と利用者の双方の意見を聞きながら、どのように機能訓練を進めていくかを考えていかないといけません。基本自宅の移動は車になりますので、運転免許を持っていないとなかなか採用されない恐れもあります。

通所型介護施設デイサービスなど

施設・業務内訳

デイサービスに代表されるような通所型施設は、日中だけ利用者を預かって介護やリハビリなどのサービスを提供する施設になります。この通所型施設では、機能回復のための訓練を実施しているところも多く、機能訓練指導員の需要も高まっています。デイサービスの求人は日本全国で頻繁に出ていますが、未経験者でも歓迎する案件がしばしば出ています。機能訓練指導員としての経験がまだない医療・介護関係者はキャリアスタートとして、デイサービスを利用してみるのもよいでしょう。デイサービスの場合、多くの利用者が訪れるケースもあります。それぞれの利用者に目を配って、最適な機能訓練が行われているかどうか、常にチェックすることが求められます。

特徴・業務内容

機能訓練指導員へのデイサービスのニーズは高まりをみせています。これはデイサービスを運営するにあたって、最低でも1人機能訓練指導員をつけるルールになっているからです。そのため、デイサービスで活躍している機能訓練指導員は非常に多いです。デイサービスにおける機能訓練指導員の役割ですが、利用者のリハビリや機能訓練全般の担当をすることです。1人で複数の利用者を担当するのが一般的なので、それぞれがどのような機能的問題を抱えているのかを早く理解して、そのための訓練プログラムをどのように構築すればよいかを検討します。最近では機能訓練に特化したデイサービスも出てきていますので、ますます活躍の場は広がるでしょう。

メリット

通所型の場合、機能訓練指導員以外にもいろいろな医療・介護スタッフがいます。彼らとチームを組んで仕事に当たります。高齢者相手の仕事なので、時として容体の急変などにより緊急対応しなければならないこともあるでしょう。そのような場合でもほかのスタッフにすぐに応援を頼むことができますし、それぞれの専門性を生かして迅速に対応できることはいざというときの安心材料になるでしょう。デイサービスでは機能訓練のほかにも、レクリエーションに力を入れているところが多いです。機能訓練指導員はこのレクリエーションの企画立案を担当することが多いため、レクリエーションのスキルアップなど全体的なレベルアップをするには適した職場といえます。

デメリット

デイサービスの場合、ほかのスタッフと協力して仕事をするのがメリットだと紹介しました。しかし職場によっては、これが逆にデメリットになってしまうこともあり得ます。例えばほかのスタッフと相性が合わないとなると、一緒に仕事をすること自体がストレスになってしまうからです。またデイサービスの規模によっては、機能訓練指導員は一人で多くの利用者の面倒を見なければならない事態も十分想定できます。その場合は時間に追われる形になりますし、きちんとすべての利用者に目が行き届くかどうかという不安を抱えることにもなるでしょう。デイサービスのなかには仕事量の割にはさほど多くの給料をもらえないケースもあり、そのことで不満に感じる人もみられます。

入所型施設

施設・業務内訳

入所施設も高齢化が進んでいくとともに、日本全国に展開されるようになってきています。一般的に入所型施設といわれると老人ホームをイメージする人も多いでしょう。しかしそのほかにも、常時介護が必要な高齢者を収容する特別養護老人ホームや自宅に戻ることを前提にしてリハビリを行う介護保険施設があります。高齢者の問題として切っても切り離せないのが、認知症です。入所施設のなかには、グループホームといって認知症を患っている高齢者が中心となって生活する施設もみられます。ちなみにグループホームの場合、リハビリなどはデイサービスに通ってサービスを受けることが多いようです。そのため、機能訓練指導員のニーズはほかの施設と比較するとさほど高くはありません。

特徴・業務内容

特別養護老人ホームや有料老人ホームでもデイサービス同様に、機能訓練指導員の配置が義務付けられているため需要が高まってきています。特に規模が大きな施設であればあるほど、機能訓練指導員もより多く配置する必要があるため、より活発に求人を出している傾向もみられます。入所系の施設の場合、看護師や理学療法士、作業療法士、医者などいろいろなスタッフが仕事をしています。機能訓練を行うにあたって、ほかのスタッフと連携をしながら作業することも往々にしてあります。そのため、ほかの職種の方たちといかに普段からしっかりとコミュニケーションが取れるかが、機能訓練指導員としてスムーズに仕事をするためのポイントになるでしょう。

メリット

有料老人ホームなどをみてみると、日本全国に施設を展開している企業もあります。経営基盤がしっかりしているため、給料などの待遇も整備されているところが多いです。そのため機能訓練指導員として、長期的に安心して仕事ができるでしょう。また教育システムなどもしっかりしているところが多いので、機能訓練指導員としてのキャリアが十分でない人も研修などを受けながら、スキルアップしていくことが可能です。もし医師や看護師のような資格を持っていない機能訓練指導員でも、日中に関しては特別養護老人ホームや介護保険施設では医師や看護師の常駐していることが多いため、不測の事態が起きたとしても任せることができます。スタッフが多いところも少なくないため分業制が整っており、機能訓練指導員の仕事に集中できます。

デメリット

大規模な入所施設の場合、マニュアルが徹底されているところも多いです。そのため、経験がまだ十分でない人もマニュアルを見ながら行動すれば、それほど大きな間違いを起こさずに済むというメリットがあります。しかしルーティーン的な仕事になってしまうため、オリジナルのアレンジがなかなか反映されない傾向があります。また老人ホームの場合、入所者はお客様という側面も持っているので医療や介護スタッフとしてではなく、サービス提供する側という意識を持たないといけません。そのギャップに悩む機能訓練指導員もみられます。介護保険施設の場合、医療法人が母体になっていることが多く、医療スタッフの発言権の強いことも多いです。そうなると意見がぶつかった時に、自分の考えが反映されない恐れもあります。

スキルアップ・給与アップを目指すには

機能訓練指導員として仕事をしている人のなかには、スキルアップや年収アップをしてみたいと考えている人もいるでしょう。スキルアップや年収アップを目指すのであれば、カギを握るのがキャリアアップです。機能訓練指導員の特徴として、スキルアップや年収アップをするのであれば、キャリアアップが大前提という点があげられます。もしスキルアップを将来的に希望しているのであれば、早い段階からどうすればキャリアアップできるのかを意識して仕事をしてみるとよいでしょう。機能訓練指導員のなかには、男性の方も増えてきています。男性のなかには将来的には結婚して家庭を持って、一家の大黒柱になる人もいるでしょう。そのため、キャリアプランを具体的にイメージしておくことが大事です。

管理職(センター長、施設長、事業所長など)を目指すには
キャリアアップするにはセンター長や施設長などの管理職を目指そう
機能訓練指導員がキャリアアップするには、センター長や施設長のような管理職に就くことがやり方の一つといえます。センター長や施設長になれば、部下の監督指導という通常の機能訓練指導員とはまた違った役割を任されることになります。医療や介護の世界で幅広い経験を積めるため、レベルアップするには打ってつけです。センター長や施設長になれば、それに相応する待遇も受けられるでしょう。年収も着実にアップするはずです。センター長や施設長になるには、現在仕事をしている職場で結果を出し続けて昇進する方法もあります。しかし現在の管理職で当面運営が続けられるのであれば、転職して管理職にキャリアアップするという方法もあります。
ケアマネジャーを目指すには
機能訓練指導員がケアマネジャーの資格を取得するのもおすすめ
機能訓練指導員からのキャリアアップをするにあたって、ケアマネジャーの資格取得を目指すというケースは一般的です。ケアマネジャーは特に介護施設のなかでは中心的な役割を担っているため、スキルアップや収入アップの効果も高く期待できます。高齢化が進むことで介護施設も日本全国で増えることが予想できるため、ケアマネジャーが活躍できるフィールドはますます広がっていくでしょう。ケアマネジャーになるには、試験を受けて合格する必要があります。機能訓練指導員になるためには、医療や福祉などに関連する国家資格を持っているはずなので、介護施設で5年以上の実務経験を積めば受験資格を得ることができるはずです。仕事をしながら受験対策をしている機能訓練指導員もしばしばみられます。

機能訓練指導員の仕事探しのコツ

機能訓練指導員の仕事探しのコツ

介護系で仕事探す

機能訓練指導員の求人ですが、現状、介護系の案件は増加傾向にあります。もし介護系の施設に転職しようと思っているのであれば、選択肢は多くあるでしょう。その場合にはそれぞれの案件をしっかりと吟味して、自分が理想とする条件に近い募集はどれかよく比較することが大切になってきます。高齢化社会は今後ますます進んで行くと予想されていて、40~50年後には65歳以上の高齢者の占める割合は4割に達するのではないかという見立てもあるほどです。その場合、高齢者が利用できる介護施設は今よりもどんどん増やす必要が出てきます。そのため、配置が義務付けられている機能訓練指導員の需要も高止まりの状況で推移すると考えられているのです。

整形外科、脳神経などで介護以外で仕事を探す

機能訓練指導員の活躍できる職場ですが、やはり介護施設が中心となっています。しかしその他にも職場の選択肢はあり、特に病院では機能訓練指導員を必要とする施設もしばしばみられます。病院に入院している患者のなかには、機能訓練やリハビリが必要な人も数多くいます。病院のなかでも整形外科や脳神経系の診療科目を掲げているところは、リハビリの必要な患者も多くなっています。整形外科の場合けがで治療をしている患者も多く、脳神経系の診療科目の場合、後遺症で麻痺などが残るケースもしばしばあるからです。なかには病院内にリハビリセンターという別施設を作り、そこで仕事をしてくれる機能訓練指導員の募集の出ていることもあります。

経験者の体験談

機能訓練指導員のやりがいと苦労、たいへんなこと
機能訓練指導員のやりがいと苦労、たいへんなことはなんですか
機能訓練指導員は高齢者を相手にした仕事になります。実際に仕事をしてみるとわかりますが、高齢者とのコミュニケーションは慣れないうちは苦労します。元気な高齢者であればいいのですが、中には体が不自由で耳の遠い人もおられます。また口の筋力が弱っているなどで、言葉を話してもこちらが理解できないケースもあります。さらに高齢者のケアとなると避けて通れないのが認知症の患者です。認知症といわれると、抵抗がある方もいるかもしれません。しかし意外としっかりしているときとそうでない時があるため、慣れないうちはこちらが戸惑ってしまうこともしばしばです。高齢者とのコミュニケーションの難しさは、仕事をすれば実感すると思います。
機能訓練指導員で印象に残るエピソード
機能訓練指導員で印象に残るエピソードをおしえてください
機能訓練指導員のやりがいは何といっても、自分が担当する人の体の状態が好転した時の達成感・充実感にあるといってよいです。私の場合、マッサージなどをしばしば機能訓練の一環として行うのですが、膝の関節がありえないほど動かないというケースが多くあります。筋肉がこわばってしまって、本当に動かないのです。しかしそれでもあきらめずに何度もマッサージなどの施術を施すことで、手すりや杖などを使ってそろりそろりと歩けるようになった患者がいました。それまで自力で歩くことのできなかった人です。そのような時には患者の方からも直接「ありがとう」といわれました。このような経験をするといくら大変でも、また機能訓練指導員の仕事を続けようと思います。
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